日本語ボランティア「そらいろのたね」の紹介

「スタートアップ&スキルアップ講座」

 

学習者の目が輝く授業をするにはどうすればいいの?

「あいうえお」から始めたり、This is a pen.方式を順番にやっているだけでは、日本語がはじめての学習者は、次もこのクラスに来たいとは思わないかもしれません。継続的に続けてもらってこその日本語学習です。仁子先生は、ご自分の留学の体験、海外の日本語学校の教師の経験などから、どうしたら生徒が積極的に授業にかかわってくれるのかを、試行錯誤し、悩みぬいて、学習者の目が輝く教え方を考えられました。
日頃、全く日本語のわからない学習者にどう教えればよいか迷っていらっしゃる方は是非、この「スタートアップ&スキルアップ講座」にご参加下さい。

 

日本語ボランティア「そらいろのたね」の歴史

日本語ボランティアそらいろのたねは、今年で27年目を迎えました。
東村山市で長きにわたり日本語ボランティアの活動をして参りましたが、増加する外国人に対してスタッフが不足している問題を常に抱えていました。この度、市の公益活動事業支援をいただき、仁子先生を講師にお招きして、講座を開催する運びとなりました。日本語ボランティアに興味のある方、日本語の教え方を知りたい方、この講座をきっかけに仲間になっていただけたらとても嬉しく思います。先生は、中国、フランスなどの外国で日本語教育の経験を積まれた方です。外国人に日本語がどう映るのか、全く新しい目で日本語と向き合ってみませんか。

 

日本語ボランティアの会「そらいろのたね」

日本語ボランティアの会 そらいろのたねは、東京都東村山市で地域の外国の方々と、日本語や日本文化を共に学んでいます。あなたも、そらいろのたねでそんな活動を楽しんでみませんか。

ぜひ一緒に始めましょう。

【日時】 火曜日(月4回) 午前10時~12時

【場所】 東村山中央公民館(東村山市本町 2-33-2 〒189-0014)

https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/yoka/kominkan/02chuo/shisetu/index.html

【連絡先】 soraironotanetuesdayjc@gmail.com


 
 
 
 
 

「そらいろのたね」の活動について

今井菜子(いまい ななこ)

日本語を教えることは、一石何鳥の学びでしょうか。わたしたちは、学習者に日本語を教える活動の中で、まず、日本語の奥深さ・面白さを、そして学習者の考え方・文化等を学びます。それだけではありません。ボランティア仲間からも学びます。一人ではどうすればいいかわからないことも、バラエティー豊かな仲間たちに相談し、意見を求め、一緒になって、問題を解決していく喜びがあります。もう少し、仲間を増やしたいと皆で話し合い、仁子先生に講座をお願いすることにしました。新たな経験を一緒に積んで、また良い活動に繋げられれば…と期待しています。

 

北村房子(きたむら ふさこ)

私は「そらいろのたね」の活動に参加するようになってまだ2か月です。残念ながらコロナのせいで学習者と直接向き合う活動は休止中ですが、今は三月に行う講習会の準備のため、毎週ミーティングを重ねています。会議では9人のメンバーが自由に意見を出し合い、様々なことが即決定され実行に移されていき、新参者の私は毎回目を見張っています。「みんなちがってみんないい」、それを地で行くグループです。

 

市川 孝子(いちかわ たかこ)

私は、夫が定年退職後台湾と中国で仕事をすることになり、中国語の勉強を始めました。両国の人達の中には日本語に興味のある方がいて、私は日本語を教えるうちに教える事が楽しくなり、13年前に「そらいろのたね」に参加しました。教える事は思っていた以上に大変なこともありましたが、「そらいろのたね」のスタッフは個性豊かで良い方が多く、長い間続けることができました。会議の時などは皆が対等の関係で何でも言い合えて、お互いを尊重しています。また学習者の事をスタッフ全員が把握していて、学習者に何かあってもすぐに対応する事ができ、とても家族的なサークルです。

 

石田 悦代(いしだ えつよ)

私は、会に所属し2年弱です。会の特徴は、「出来ることをやろう。がんじがらめでなく、ゆるさをもとう。情報はいつも共有しよう。」だと思います。ですから、26年も続いているのです。今年は、立ち止まって、スタッフ全員で本会の新しい展開を考え、見えなかったものが、徐々に見え始めている。こんな前向きな明るい風土のある会です。

蝦名 隆博(えびな たかひろ)

そらいろのたねは、だいたい1対1のマンツーマンで教えています。(コロナ禍前の話ですが)2時間の勉強の間に10分程度のお茶の時間や年に1回のイベント、花見や紅葉を見に行く遠足、学習者と一緒に料理する料理教室などがあります。普段は話すことがない学習者とのちょっとした交流で、同じ国同士が固まってしまうことが多いのですが、和気あいあいとした雰囲気に努めています。


 
 
 
 
 

小林むつみ(こばやし)

「そらいろのたね」は今年で27年目を迎えました。なぜそんなに長く続いたか考えてみると、スタッフの皆が真面目であること、色々な国の学習者と刺激のある出会いがあること、無理をせずにその時できることを皆で話し合い、自主的に問題を解決し、運営をすべて自分たちで行ってきたことだと思います。これからも皆で刺激しあってモチベーションを維持していきたいです。

 

服部 恵子(はっとり けいこ)

「そらいろのたね」で活動して27年目。会にも変化はありましたが、

常に学習者さんの事を一番に考える、日本語で日本語を教える、マンツーマンで、担当スタッフは固定制、という会の基本的な形態は今も変わりなく引き継がれています。また 情報共有が常にできているので 私自身休会した時も学習者の詳しい情報などを知ることができました。だからこそ無理なく続けてこられました。

これからも「そらいろのたね」が地域に根ざした会になることを願っています。

 

森田 杲子(もりた たかこ)

私が、そらいろのたねに入会したきっかけは、スタッフのお一人からテイータイムにお抹茶をサービスしてほしいといわれて、2,3回教室に伺いました。とても良い雰囲気で楽しくお抹茶を差し上げることが出来て幸せでした。そのあと、スタッフが足りないので、なっていただけないですかという、思いもよらなかったお声がけに戸惑いました。それまで一度もその様な事を思った事はありませんでした。熱意にほだされて、入会することになりましたが、全くの白紙状態でしたので、スタッフから教材、本等を教えていただき、手探り状態でしたが、お教室の雰囲気、スタッフのファミリアな一体感に居心地がよく毎週楽しみに通っていました。日本語の講習会に通ったりもしました。

いろんな国の生徒さんに接することはとても新鮮で、学習者から教えていただくことは,計り知れないです。アナザーワールドができ、はや15年以上が過ぎました。

きっと皆さまも会のスタッフになってよかったと思っていただけると思います。

 

三枝 四郎(さえぐさ しろう)

「大学院生に日本語を教えていて楽しい」と言う友人の言。これが日本語教師を目指した動機です。でも、なかなかこれが実現せず諦めかけていたところ、大学の無い東村山市に突然現れました。専攻がマーケティングで日本企業に就職希望の孫に近い年のような早稲田の院生。読みたい日本語資料は英語の発音から離れたカタカナ日本語。これから原語のスペリングを見つけ出すのも大変。漢字の業界語は「読み」も「意味」も結構難しい。

いろいろ調べて、自分も大変勉強になり、若返りました。彼女は無事、日本企業に就職できたとか。こんなに楽しかった経験はありませんでした。

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