条件表現「~たら」

条件文「~たら」について

「~たら」の作り方

「~たら」は動詞・形容詞などのタ形に「ら」のついたものです。
でも、「たら形」と教えたほうが、わかりやすいでしょう。

動  詞(た形+ら→飲んだ+ら) 飲んだら
飲まなかったら
 い形容詞(た形+ら→忙しかった+ら)  忙しかったら
 忙しくなかったら
 な形容詞(た形+ら→ひまだった+ら)  ひまだったら
ひまじゃなかったら
名詞+だ(た形+ら→休みだった+ら) 休みだったら
休みじゃなかったら

中級では、条件文をよく以下の四つに分けて考えます。

1、仮定条件
2、確定条件
3、反事実的条件
4、事実的条件

初級では、「1、仮定条件」と「2、確定条件」で考えます。
つまり、「もし」が使えるか、使えないかです。

「~たら」の分け方

(1)もし、雨が降ったら、明日の試合は中止です。
(2)冬休みになったら、スキーに行きましょう。
(3)宝くじを買ったら、一等に当たった。
(4)このボタンを押したら、急に水が出てきた。
(5)寝ていたら、電話がかかってきた。
(6)A:どうしよう・・・・・・
   B:とにかく、やってみたら。

 

(1)が仮定条件ですね。
(2)~(5)は確定条件です。
(6)は終助詞的に用いられる「たら」で、初級では扱いません。

 

次は(1)~(5)に、わかりやすくなるよう、
名前をつけていきましょう。

   (前件)    たら、   (後件)     

(1)「もしたら」
(2)「すぐたら」(前件がおわったら、すぐに次のことを行うから)
(3)「びっくりたら」
これは「発見・偶然のたら」とも言います。
例)買い物をしていたら、田中さんに会った。
(4)「きっかけたら」(前件をきっかけとして、後件が起こるから)
(5)「ときたら」(時と大体同じ意味を表すから)

もっと大まかに分ける場合もありますが、
上記のように名前をつけて分けると、
例文を出したときに、わかりやすくなります。

「~たら」の特徴

(1)話し言葉でよく使われます。つまり、書き言葉的ではないので、
論文などを書くときには、使ってはいけません。
(2)後件の文に、意志・希望・命令・依頼などを用いることができます。
例)駅に着いたら、電話をしてください。
(3)「~たら」の主語は、「が」を用います。(ほかの条件表現と同じです。)
例)キムさんが来たら、始めましょう。
(4)前件・後件では、後件の文に焦点があたります。
(「~ば」と反対です)
例)A:このボタンを押したら、どうなりますか?
  B:このボタンを押したら、・・・爆発するかもしれません。

ではでは ニゴでした。

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