「と・ば・たら・なら」(2)

条件表現の使い分け・意味

私たちが「と・ば・たら・なら」を
使い分けているのは、
この四つの条件表現には
意味と文法に違いがあるからです。

まず、意味の違いから考えてみましょう。

Ⅰ、意味

1、次の文を見てください。
(1)(2)(3)と(4)に分けられるのですが、
何が違うのでしょうか。

(1)新しいPCを買うと、
(2)新しいPCを買えば、
(3)新しいPCを買ったら、

(4)新しいPCを買うなら、

そうです。
(1)(2)(3)は、買ったあと、
(4)は買う前、
のことですよね。

条件文には時間的前後関係があります。

2、次の1、2の文を見てください。
  どの文は大丈夫で、どの文は非文だと思いますか。

1、(1)春になると、桜の花が咲く。
  (2)春になれば、桜の花が咲く。
  (3)春になったら、桜の花が咲く。
  (4)春になるなら、桜の花が咲く。

2、(1)新しいPCを買うと、電話してね。
  (2)新しいPCを買えば、電話してね。
  (3)新しいPCを買ったら、電話してね。
  (4)新しいPCを買うなら、電話してね。

1では、(1)(2)の文はOK。(3)(4)の文は非文。
2では、(1)(2)の文は非文。(3)(4)の文はOK。

と感じた方が多いのではないでしょうか。

1と2の違いは?というと、
1は一般的なこと、2は個別的なこと、
を表しています。

結論はというと、
1でOKだった、「と」「ば」は、
一般的なこと、恒常的なこと、いつも成立するようなことを
述べるのに、適しており、

2でOKだった、「たら」「なら」は、
個別的なこと、具体的なことを述べるにのに、
適していると言えます。

3、次の文を見てください。
  どの文は大丈夫で、どの文は非文だと思いますか。

1、(1)道の外側を歩くと、危険です。
  (2)道の外側を歩けば、危険です。
  (3)道の外側を歩いたら、危険です。
  (4)道の外側を歩くなら、危険です。

(2)の「ば」を使ったとき、「危険です。」より
「安全です。」を使いたくなりませんか。

一般的に「ば」のあとは、いい言葉がくると言われています。

次は、文法についてみていきますね。              *まとめを書くこと2/2

ではでは ニゴでした。

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